書店員絶賛の本
2011年 10月 26日
最近本屋へ行くと
こーいう
刺激的な帯のついた本が
よく平積みしてある。
「ベストセラーに良書なし」
などといわれるが
あくまでわたしの好みでいえば
それはほぼあたっているなー、と思う。
しかし
「書店員絶賛」というフレーズって
実際どうなんだろか?
こういうシリーズ、一度読んでみてもいいかも・・
と気になりつつも
ハズしたら、腹立つし(本って捨てにくいし)
Bookoffで二束三文で買い叩かれるのって捨てるより 腹立つし
ってことで
まずは傍観していた。
そんなある日^^
お昼休みの雑談中に
よく一緒に、本や漫画の話でもりあがるMさんが
「このあいだ本屋で帯の謳い文句に惹かれて
買った本、一気に読んじゃったよ」
というのである。
「おっ♪」
と思って
ぜひにと、さっそく貸してもらった
これ。
ちなみにタイトルは
「殺人鬼フジコの衝動」
ええ
確かに、午前中3時間ほどで
一気に読み終わりましたよ・・。
それは借りた以上は、なにかしら感想をいって
返却しなければならないからで
たぶんそうじゃなかったら
最初の「はしがき」でやめてたかもだな。
でもがんばって全部読んだので
余計気分が悪いっていうか。
残酷とかグロい描写とかが嫌ってわけじゃなく
なんだかな~
桐野夏生の「グロテスク」を漫画っぽく、中学生が書いたような。
同じ残酷であったり、ものすごく恐ろしい小説でも
「模倣犯」とか、「リング」「らせん」シリーズとか
圧倒的に読ませる大作とは
もうまったく別物でした。
まー確かにMさんは
「後味悪かった」としか言ってなかったしなー^^;
帯にもでか字で書いてあるし笑
しかし。
「後味悪い」を前面に押し出しても
別にそれはそれでいいんだけど(後味以前の問題な気も)
こういう本に書店員が
「やられたー」って思わされてて
「グイグイ読まされ」てて
そして若者に支持されてるっていうのが???
世も末じゃ!
・・ってどこから目線じゃワシ笑
休日の午前中返せ~
といいたいし、至急口直しが必要なので
録画してある「赤毛のアン」かCSIでも見よ~っと^^
by miyoda-miyomiyo
| 2011-10-26 14:36
| 映画のこと・本のこと
|
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