河津峰温泉 玉峰館⑤ 記憶に残る朝ごはん
2013年 10月 25日
温泉が恋しい肌寒さですな。
玉峰館、怒涛の連続更新から
すっかり間があいてしまったけれど
わたくしの熱い温泉ブームは
いまださめやらず。
あ~そろそろ温泉ギレだわ~(-_-;)
では続きです。
朝6時、昨夜予約しておいた夕凪を
寝ぼけまなこで堪能す。
固まった体がほぐれる感じ、こたえらません
そして、少しおいた8時頃
大半の人が朝食にいくであろう
時間をねらって、男女が入れ替わった大浴場へ。
思惑どおりの独り占め状態
これが大岩露天・吹花ですよ。
広さが伝わらない写真が遺憾ですわぁ´Д`
もちろんこちらもかけ流し。
空が美しすぎて気持ち良くて笑えてきます^^
朝から風呂をハシゴして
なおかつ朝食の時間を9時でお願いしてたので
空腹感はすこぶるいい感じ!
朝ごはんは夜と同じダイニングでいただく。
これなんですけど
そうなんですよ!
写真で見ると、結構なんの変哲もない感じに
見えてしまうのが不思議なんだけれど
ま、実際
メニュー的にもそれほど
奇をてらったものがあるわけでなく
(奥には湯豆腐の鍋)
でも!
一口、二口食べた瞬間
夫とわたし「うまっ!」と顔を見合わせ
ほどなく、二人して
「これ今まで食べた中で一番だわ」と
完全に意見が一致してしまったんですの。
夫とも不思議だねと話してたのですが
だって
東北旅行のときの、たとえば
おとぎの宿米屋だって釜焚きご飯
お米の銘柄も同じ「つや姫」だったし
おかずだって負けず劣らず
凝ったものが出てきてたと思うんだけど
写真(ネタバレ)
↓↓
正直、あんまり印象に残ってなくて
なんか淡々と食べてたような・・^^;
言えるのは
普通に見えて、でも
ひとつひとつに最大限に手をかけてるのが
食べてて伝わってくる味だということ。
ふわふわのだし巻卵にかかってる
あったかい餡も、客が席についたのを見て
出しているからこそで
(だからって全然待たされてない)
朝ごはんだから、ごはんの友的なものを
いくつかだしとけばいい、っていう
レベルじゃないんですよ。
焼きたらこの火の通り具合とか
西京みそ漬けの魚の繊細な味付けとか
この朝ごはんで
唯一許せなかったのは
夫がごはんを3杯おかわりしたせいで
私が2杯目を食べられなかったこと!
でしょうか。
いや、一生忘れんぞ(笑)
そして
朝のダイニングのこの素晴らしい雰囲気が
印象↑↑↑に一役かっていることは
まちがいないでしょう♪
食後のデザートとともに
紅茶をお願いしたら
かっ・・かわゆい!
中はこういうことに
萌えました^^
さて
チェックアウトはゆっくり11時。
車まで荷物を運んでくれた男性に
歩きながら、どれだけよい滞在だったかを
力説しておくと
「恐縮でございます!」と
何度もいいながらとてもうれしそう。
ひとりひとりが、この宿を
良くしていこうっていう気持ちに
あふれているんですな、きっと。
駐車場には数名のスタッフがいて
見えなくなるまで手をふってくれていました。
多少不満があった宿でも
最後にこれやられると、結構いろんなことが
帳消しになる効果があるのよね
浄蓮の滝に立ち寄る。
滝壺までの石段の上り下りはハードだけど
美しかった^^
沼津御用邸公園を散歩したあと
帰路につく。
いろいろと
複雑な思いを抱えながら訪ねた
伊豆の旅だったけれど
終わってみれば
もしかして一番?
あ、いや、え~と
まちがいなく3本の指にはいる宿
(宿って部門賞があって単純に順番がつけられないもんで)
・・に、出会ってしまった
忘れられない旅となりました。
あ~
温泉行きたい。
実をいうと
すでに12月の週末に(今度はnaoも一緒で)
次の予約を入れてあるという、タガのはずれっぷり
一休でセールやってたもんでついうっかり・・
by miyoda-miyomiyo
| 2013-10-25 00:00
| 2013.9 玉峰館
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